2025年7月30日。今後の記録のために残してます。
今日はニュースで「カムチャッカ半島で大きな地震があった」と報じられていた。場所はロシア極東部。日本からは遠いように感じるけれど、実はそうでもない。北海道や東北に近く、日本にも津波注意報が出たということで、決して他人事ではない出来事だった。
画面には、揺れの強かった地域の地図と、津波が観測された沿岸の様子が映し出されていた。地球はつながっている——そんな言葉が頭をよぎった。
私は正直、地震のニュースに少し鈍感になっていた気がする。日常の中で、「またどこかで地震があったな」と思うだけで、どこか自分とは関係ないと思っていたのかもしれない。でも今回は、津波の影響が日本にも及ぶ可能性があったということもあって、自宅の備えについて自然と考え始めていた。
改めて、自分の家の防災グッズを見直してみる。非常食の賞味期限、水、懐中電灯、モバイルバッテリー……「足りないもの、結構あるな」と実感。買ってそのままになっていた非常用リュックの中身を広げてみると、マスクや消毒液も古くなっていたし、何より家族の人数に対して水の量が足りていなかった。
もし今、深夜に大地震が来たら。もし電気も水も止まったら。考えれば考えるほど、準備の甘さが浮き彫りになる。
地震や災害は、予告なしにやってくる。災害に慣れてはいけないし、「備えているつもり」で終わってはいけないんだと痛感した。
防災というと、つい大げさに感じてしまうけれど、少しの心がけが命を守る。「明日やろう」じゃなくて「今やろう」——そんな気持ちで、今日から備えを始めていこうと思う。
遠くの地で起きた地震をきっかけに、こうして自分の暮らしを見つめ直す機会をもらった。自然の力は恐ろしいけれど、そこから学べることもある。自分にできることを一つずつ重ねていくしかない。
家族にも、少しだけ防災の話をしてみよう。今なら、ちゃんと耳を傾けてくれる気がする。

画像はウェザーニュースより転載